2005/05/16.Mon

小林久美子さん1

初めて一人の作家さんとして好きになったのは、小林久美子さんです。
教室や講習会を開くことはなく、雑誌やご自分の本で作品の発表をされているそうです。
難しいパターンもなく、シンプル刺繍と組み合わせたりする可愛い作風は、パッチワークを始めたころの私にはぴったりでした。
何冊か持っている著作本の中で、一番大切にしているのが

  部屋を飾る手作りブック コットン・ギャラリー (雄鶏社)

という本です。
絵のようにアップリケされたタペストリーや額の作品がいっぱい詰まっています。
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阪神大震災のあと、仮設住宅に住む方たちのインタビュー番組を見ていたときです。
震災後、被災された多くの方はすべてのものをなくし、食器も洋服も最低限あればいい、生きていく上で本当に必要なものさえあればいい、とおっしゃっていました。
その1年後、同じ方の取材をすると、部屋にキルトがかかっていました。
何もなくてもいい、と思っていたけど、こういうものがあると心が休まることに気付いた、とおっしゃってました。
やっと少しずつ心の傷が癒え、心を豊かにする気持ちを取り戻すことができたのでしょうか。
そのときのタペストリーが小林久美子さんのタペストリーだったのです。

いつか私も心をこめて、このタペストリーを作ってみたいなぁと思います。

book2.jpg


これがそのタペストリーです。

book2_2.jpg



 
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